明治末期に地主により、薪や炭を生産するために全てのブナが伐採されました。ところがその翌春に新たなブナが同時期に一斉に芽生えたことで、幹の太さや高さが整ったブナ林となりました。そのあまりにも美しい景観から美人林と呼ばれて親しまれ、今や全国から年間約10万人の観光客が訪れる名所となりました。
林業の盛りの時代にはブナから杉に植え替える案も出たようですが、目先の利益でなく景観を尊重した当時の地域の方々の熱意もあり、現在の姿が守られています。若葉・深緑・紅葉・白銀と四季により折々の景色が楽しめます。
合掌
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ふるさとフォトアルバム:松之山